ココは只の水溜りなのか

釣りキチゆえに今まで釣具屋さんにお支払いした金額でラク~に家が建つ男が、チープに目覚めてご近所を釣りまくる!というお話

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2014-05-13-Tue-10:23

【 ヤエン 】 西海町でイカ狙い(24時間ノンストップの狂気だ)

5月10日 西海町


深夜に仕事から帰ってそのまま海に向かう。 眠いのだけど、釣りたい気持ちが上回るのは元気な証拠なのだろう。
活き餌にするアジが難しいのは解っているので、前回釣れた港に直行する。

今回はオキアミで一本釣りをする。
柔らかい竿で丁寧に釣るが、この餌釣りが案外楽しい釣りなのだ。 アジ面白いなぁ。

午前三時までに十数匹キープするが、活かしバケツの水の管理が上手くなくて全部浮いてるじゃないか! バカバカ、エアレーション持って来ているのにぃ・・・ 

急いで鮎活かしに移してエアを掛ける。 生き返るのか?
流石にアジも釣れる時間が過ぎて今後は怪しいので、生き返って頂くしか道はないのだが、かろうじて5匹が蘇生した。
これでなんとか朝のゴールデンタイムが釣りになると思えば嬉しい。 お魚の命でこんなにヒヤヒヤしたのは初めてだ。

そろそろイカタイムなのでウキ仕掛けでやる。
ミズイカダメでもヤリイカが来る予定なので、旨いヤリをもう堪能する気満々だ。

しか~し、事はそうそう上手くイカない。
何でかなぁ、一番良い時間にナンも釣れない。

餌木師も続々と入れ替わり立ち代わり来る。

所で、こうやって餌で回遊待ちの釣りをして思うのだけど、餌木での見切り時って本当は怪しいものだと思う。
まぁ、ランガンという行為自体が攻めてる感じで面白いのだけど、誰かが見切りをつけた場所は暫くするとまた誰かが入り、それで釣れたりやっぱり釣れなかったり・・・そういう光景をずっと見ていると、ランガンも良いけど、実績の高い場所である程度シャクッて、ある程度休んでという繰り返しで良い感じがする。

イカは始め時も辞め時もない不思議な釣りなのだ。 自分でパターンを決めるしかないんだな、多分。


なんて考えていると、向かいの波止のお兄ちゃんがプシュっと掛ける。 キロ位の奴。

僕は既にウキからヤエンに変えているので、竿先に集中する。

来た。

僕は皆さんの釣りに比べると、かなり早いタイミングでヤエンを入れます。 理由はデカいイカは食い逃げする事があるからです。本当にデカいイカはアジ一匹3分位で完食する奴も居ますので、そんなにノンビリしている訳には行かんのです。

以前はイカに違和感を与えない為に軽いヤエンを自作して居ましたが、今は軽くて良いヤエンが幾らでも安く売られて居ますので、それを使っています。  昔のヤエンってゴツかったよね?  そりゃ、あんなゴツいヤエンだと暫くやり取りしてイカを餌に夢中にさせてから入れないと違和感アリアリだったと思いますが、今の市販のヤエンで、そんな必要あるのかね?なんて思っています。

ヤエンを入れて竿を高く保持して巻きに掛かる。 イカがぐんぐん引けばちょっと待つ。 段々と寄って来る。
姿を確認した。 ヤエンはまだ届いていない。

よくも藻イカと言ったものだ。 遠目には藻のカタマリにしか見えないもんなぁ・・・

竿先を高く保持してヤエンの到達を待つ。 よし、行った。 この辺がヤエンの醍醐味だよなぁ。
イカとの角度を読んで合わせを入れると、ガガンと引いて海面に墨が広がる。 ううん、快感。

キロアップの雄を取り込む。

オスのイカだよ。

コイツは家に帰り着くまでに人にプレゼントしてしまったので、本当の重さは解らない。

三十分程度後にまたアタリがある。
アジのビンビンブルブルが重くグィと変わるのが面白い。 ヤエンは一粒で二度も三度も面白い場面があるので溜まらない。 マズは最初のアタリ。 その次はラインを手に取ってイカの大きさと状態を計る時。 次にヤエンを入れて上手にイカまで到達させる面白さ。 最後は掛ける楽しみ。此処ですっぽ抜けやらかす事も多いのでアツくなる。

そんなに大きくはないが、キロ前後だと判断して一番小さい軽いヤエンを入れる。
イカ釣りのリハビリ期間は過ぎたのか、全部上手く行く。

寄せて姿を確認してから、確実に掛けた。

コイツは旨そうな雌

メスのイカだ。


実はコイツも家に帰り着くまでに又別の人にプレゼントしたので本当の重さは解らない。
イカが好きで本当に旨い旨いと食って呉れる人ならプレゼントしたくなる変な人なんだなぁ。

良く家内に本当に釣りに行ってたの?なんて聞かれるのは、釣ったと言う割りには魚を家に持って帰らないからなんだな。

活き餌が底をついたので、餌釣りも開始する。
しかし、アジもくそもない。 アジ釣り難しい。 居ないんだもんな。

仕方ないのでスズメダイを掛けてアブッテカモ制作をする。 塩は持ってないとこんな芸当は出来ないよね。
体力一杯の釣りをして帰って家で調理はキツイので、現場でビールのアテを作るのだ。

たっぷりの塩をして水分出してからコンクリに並べる。
木端グレも同様に並べるのだけど、アブッテカモの美味しさは格別です。 夏前までは卵も持って今が旬ですな。

せっせと作る。

アブッテカモを作る。



親子で釣りに来た人が不思議そうな顔で見て行く。

風も強くなってイカも釣れる感じがしなくなった。 眠い・・・
他にも釣り人がいるので、場所を掃除して車で寝る事にする。

その前にナンか腹ごしらえとコンビニに行く。
ついでに色々釣り場を見て廻る。

夕方に釣る為の活き餌確保出来る所はないでしょうか?
或る港で、爺さんが釣っているので声を掛けると、アジならなんぼでも居るぞ!と言う。 え、そうなの? じゃ、此処でやろう。

スグ近くにイカが釣れそうな感じの場所もあるし、こりゃ良いわ。

タイマーを午後4時にセットして眠る。
だが、一時間で目が覚めてしまった。

サビキ仕掛けを作ってアジを狙う。 しか~し、居ないじゃないの? 爺さんの所だけ居るの?爺さんに再び訊きに行くが、よくよく話しをして見れば、この爺さんお魚の種類も良くご存じないボケ爺さんでした。  やられたなぁ・・・
ボケ爺さんに騙される僕はより上手のボケ野郎だ。

サビキ辞めてフカセに変更。
撒き餌かぶせながら暫く流していると、男らしくズボッとウキが入ってゴンゴン引く。 ええ?これってピンクさんじゃないの?  なんとも微妙な手のひらアップのマダイが掛かる。  これってイカ来るかしら?
それからはひと流しごとにマダイが来る。 

ボケ爺さんが寄って来て釣り方教えて呉れと言う。マダイ釣りたいらしい。
どれどれとボケ爺さんのヨレヨレのタックルの中から適当な仕掛けを作ってやる。 ウキ下までセットしてやってコレで釣れるでしょ?  ボツボツとマダイが掛かると爺さん満面の笑みで、案外カワイイ。 喜んで呉れて良かった。

さて、段々と良い時間になって来たので、マダイを活き餌に流す事にする。
しかし、全くダメ。 とうとう暗くなってしまった。 ああ、帰る事にするか・・・

ところがです。

タックルを仕舞って釣り場を掃除している内に風は無風、見上げれば立ち待ち月で海はベタ凪。 コレって凄く良くない? 冷凍アジでやれん事ないじゃないの?

スグ近くの深場からの駆け上がりを持つワンドに移動してヤエンをやる事にする。 竿先にケミをテープで留めてアタリを読む。  時間的にはそろそろイカも辞めるかという時間から始める事になったのだけど、条件的にこれほど良い条件で釣るのは今までの経験でも数回程しかない。 こりゃ、デッカイのが出るぞ。

死んでるアジなので3~5分おきに一回シャクる。 底に着いて暫くしてググッと来るパターンが多い。
月が良い角度になって、海面を照らし出した。  今だ。 今出るぞ・・・

来た。 ググッと竿先が抑え込まれた。

ラインを手に取る。 うんうん、まぁまぁ大きいイカだ。 ヤエンを丁寧に入れて竿を高く保持する。 夜の釣りはヤエンから手を離すと後は想像とイメージの釣りになる。  ヤエンにトラブルがあっても目では確認出来ないので、今はこういう状態なんだろうと、ずっと想像しながらイカとの距離を詰める。

ラインの角度でヤエンがイカまで行っただろうと思うタイミングでゴゴン!と引く。 この辺はギャンブルだが、掛かった前提でやりとりする。 うん、多分掛かっている。 でも、最初の衝撃の割りに引かないなぁ・・・

足元まで寄せたのでライトで確認する。 まぁまぁの雄イカだ。
タモ入れに掛かるが、しかし、手前の手摺が邪魔でライト保持してタモも操作してというのが至難だと解った。 最近ヘッドライト壊れて使えないんだよね。

仕方ないので、少々離れているが少し前に到着して釣りをし出したお兄ちゃん二人組の所まで引っ張って行く。

「済みません、掬って貰えませんか?」

ああ、良いですよと気持ちよく協力して呉れる。  タモに収まったイカをお兄ちゃん達と確認する。
う~ん、まぁ、そこそこかなぁ・・・なんて思っていると、余裕で二キロ超えてません?なんてお兄ちゃんが言う。

晩にライトで照らすと大きさ良く解らんのよね。 多分切れていると思うのだけど・・・
お兄ちゃんが良いデジタル計りを持って居て、計って呉れた。  1.94キロ。 やっぱり切れてるじゃん。

いや~、良いイカです。


こんな良い海況は滅多にないから帰っちゃダメよと、お兄ちゃん達と話して釣り座に戻る。

次のアタリは15分後位後に来た。
ラインを手に取ると大きい感じがムンムンする。 ヤエンを入れて距離を詰めるも今度は失敗した。
イカまで行く前に藻に取られた。 この辺が夜ヤエンの難しい所であるな。

ま、まだ居る筈なので、同じラインに新しいアジを手早く入れる。
アジの着底を待たずにアタリが出る。 グイグイ引く。 やっぱり大きい。

さっきのお兄ちゃん達の会話が聞こえる。 あれさぁ、二キロって事で良くない? 俺も釣りたいなぁ・・・
いや、今日は釣れるよと思いながらヤエンを入れる。

しかし、ナンかおかしい。 あ、やっぱり藻が邪魔してる。 また失敗した。
海面をライトで照らして確認したい衝動を抑える。イカが散るもんなぁ、だが、どうなっとるんじゃ?


いきなりお兄ちゃんのリールのドラグ音がギィーと響く。 ほら、出たじゃん。 良かったなぁ。
いや小さいと言う声が聞こえる。 暫くしてプシュ~という噴射音。 いや、アレはデカイでしょ?

ああいいよ、ぶっこ抜くから!なんて会話が聞こえる。 ダメダメ! お節介だがタモ持って駆け付ける。
それさぁ、大きいから慎重にやらんとダメよ。 僕がタモで掬うから。

ライトで照らすとまぁまぁのイカ。 コレはぶっこ抜けないって。 慎重にタモ入れして揚げに掛かるが、コレって重くない?  コンクリの上に堂々とした雄イカが横たわる。

「・・・」

みんな無言で暫く眺める。  デカイよなぁ・・・3キロ行ってない?
もしかして行ってないかもなぁ、なんて思いながら計りを見ると2.8キロ。 惜しい。 惜しいが上等だ。
久しぶりに良いイカを見た。

残念ながらカメラまで持って駆け付けた訳じゃないので写真はないが、立派なイカでした。


多分だがあのイカはさっきまで僕を翻弄した奴だと思う。 ある程度デカいイカは運もある。 今日の運はお兄ちゃんに有ったという事だ。 その辺は素直に見知らぬ兄ちゃんだが祝福しよう。

家内から電話が入る。 何やってるの?もう寝るわよ! 怒ってらっしゃる。
そうねぇ、いい加減帰らないと身体壊すよね。

家に帰り着いて時計を見れば前日に家を出発した時間。 ふ~っ。 ハウカムテネフォウアゥアァ~(ロバート・プラント風)

イカは冷凍庫へ。 熱々のアブッテカモでビールをプシュとやる。ウマウマ。 至福である。
良い釣りだった。 
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